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ヴァンクリーフ&アーペルを中古で探すとき、まず目に入るのはアルハンブラの四つ葉。ただ、毎日着けるものを探しているとき、あの石の面は少し強く感じることがある。
そこで候補に挙がるのがペルレ。なかでもゴールドパールは、金の粒だけで組まれたシンプルなライン。この記事では、成り立ちと四つの系統、アルハンブラやフリヴォルとの違いや、実測した幅と重量などをわかりやすく紹介。
ヴァンクリーフ&アーペル「ペルレ」とは?金の粒を楽しむ日常向けライン
ベーシックなゴールドパールは、金の粒だけで構成されたシンプルなライン。石を主役にするアルハンブラより主張が控えめで、毎日着けて重ねる使い方に向く。
同じラインでも細いものと幅広で手元の印象が大きく変わり、細いものは重ね付けの一本に、幅広は一本で手元を決める役になる。アルハンブラの選び方はアルハンブラの意味と由来で触れている。
ペルレの由来|1920年代の金の粒を2008年に一つのラインへ

ペルレ(Perlée)はフランス語で「真珠のような」を意味する。金を小さな球に磨いて並べる手法で、メゾンでは1920年代から使われ、1940年代から1960年代の名品にも繰り返し登場した。
その粒だけを主役にまとめたのが2008年。形で語るモチーフではなく、球が受ける光と、球と球のあいだの細かい影だけで見せる。遠目には地金のリングに見え、近づいて初めて粒の連なりが分かる。
粒は指の内側に当たる面まで丸いので、細いものは着けていて角が当たらない。ただし、長期間の使用では粒部分にも擦れが生じるため、粒の丸みや光沢の状態は、中古で見るときのポイントに。
ペルレの種類|ゴールドパール・シニアチュール・クルール・ダイヤモンド
ペルレは、ゴールドビーズの表現方法や石との組み合わせによって、さまざまなモデルが展開されている。ほかに四つ葉を組み合わせたクローバーもある。数値は現在と過去に扱った個体を測った範囲。
比較表|四つの系統は何が違う?
| 比較項目 | ゴールドパール | シニアチュール | クルール | ダイヤモンド |
|---|---|---|---|---|
| 粒の使い方 | 粒だけで帯を作る | 幅広の帯の両縁に粒を置く | 粒の縁取りに色石を合わせる | 粒の列にダイヤを留める |
| リング幅(実測) | 0.2〜0.3cm | 0.7cm | 0.3cm | 1連から数連まで |
| 重量(実測) | リング1.9〜3.6g フープピアス9.1g |
8.3〜21.1g | 7.4〜12.5g | 6.8〜21.5g |
| 向いている人 | 毎日着けて重ねたい | 一本で手元を決めたい | 色で遊びたい | 一生ものにしたい |
入り口はゴールドパールのリングで、幅0.2cm・重量2g前後。幅を上げてシニアチュールになると、重量は四倍から十倍に増える。粒の数が増えるのではなく、粒を乗せる帯そのものが太くなるためで、手元での存在感はここで大きく変わる。
ペルレとアルハンブラの違い|フリヴォルも並べて見る
比較されやすい三つを、誕生年・モチーフ・実測重量で並べる。数値は在庫のある個体を測った範囲。
三つのラインは何が違う?
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アルハンブラ|四つ葉のクローバー 1968年生まれ。四つ葉の縁を金の粒で囲み、中央に石をはめる。石の面がそのまま色になる。 |
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ペルレ|金の粒 2008年生まれ。アルハンブラが縁取りに使う粒を主役にした。石も彫りもなく、球の光と影で見せる。 |
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フリヴォル|ハート形の花びら 2003年生まれ。鏡面の花びらが光を四方へ返し、小さくても顔まわりが華やぐ。 |
いちばん軽いのはペルレで、粒だけのリングは2g前後。いちばん重くなるのはアルハンブラで、モチーフを重ねた長いネックレスは23.9gまで開く。代表的な現行コレクションの中では、ゴールドビーズそのものをデザインの中心に据えているのがペルレの特徴といえる。素材ごとの違いはアルハンブラの人気素材を比較にまとめている。
ペルレのリングとペンダントを見る|粒だけ・幅広・色の順に並べる
ペルレ ゴールドパール リング|粒だけで帯を作る
ヴァンクリーフ&アーペル ペルレ ゴールドパール リング スモールモデル K18PG
ペルレ ゴールドパールのなかでも、細身で定番的なモデルになる。平らな面がどこにもなく、粒を一列につないだシンプルな形をしている。ピンクゴールドなので、粒の頂点に乗る光もやわらかくなる。
指の内側まで丸いので、重ねても隣の指に角が当たらない。粒の頂点は擦れが出やすい場所で、光の乗り方が一周そろっているかに状態が出る。
ペルレ シニアチュール リング|幅広の帯を粒で縁取る
ヴァンクリーフ&アーペル ペルレ シニアチュール リング ピンクゴールド K18PG
幅広の帯の上下の縁に、粒を一列ずつ並べた形になる。中央は平らな面として残り、そこにメゾンの署名が筆記体で入る。シニアチュール(Signature)は、リング中央に刻まれたメゾンの署名デザインを象徴する名前。
粒が縁にあるぶん、正面から見ると面の光と粒の光が二段に分かれる。平らな面は傷が目立ちやすく、署名の周りの状態がそのまま印象を左右する。
ペルレ クルール ペンダント|粒で色石を囲む
ヴァンクリーフ&アーペル ペルレ クルール ペンダント マラカイト K18YG
丸いマラカイトを粒の列が囲む形。イエローゴールドの粒と緑の縞が隣り合うので、ペルレの系統ではいちばん色が出る。
マラカイトは硬度が高くない石で、面に当たりが出ると縞の流れが途切れて見える。石の表面と、粒との境目にゆるみが無いかを見ておきたい。
ペルレを中古で購入する前に押さえるべき4つのポイント
✓ 重ねるなら幅から決める
先に決めたいのは幅。重ねる前提なら細いものを複数そろえるほうが指に収まり、幅広は一本で完結する役になる。
✓ 粒の頂点の擦れを見る
ペルレは球の頂点がいちばん先に当たる。長期間使用すると粒部分にも擦れが生じるため、写真では一周の丸みや光沢の状態を見ることが大切。
✓ サイズ直しの可否を確かめる
粒が全周に並ぶ形は、地金を詰めると間隔が崩れる。号数は現物で合わせる前提で選ぶほうが安全になる。状態ランクは良好な中古品が約8割(2026年9月時点 Alamode内)だが、同じ表記でも粒の張りには差が出る。
✓ 刻印だけで真贋を決めない
刻印はリングの内側に入り、ブランド名と素材、サイズが並ぶ。ただし手がかりでしかなく、一つの要素で本物と決めるのは危険になる。最終的な判断は販売店の鑑定体制と購入後の対応まで含めて考えたい。
よくあるご質問
Q. ペルレとアルハンブラは、どちらが普段使いに向いていますか?
A. 日常使いを重視する場合、ペルレは候補になりやすいモデルです。石を使わず金の粒だけなので、ぶつけたときに欠ける部分がありません。アルハンブラはマザーオブパールやオニキスを面で見せるため、石の縁の当たりに気を配る必要があります。
Q. ペルレのリングは重ね付けしても大丈夫ですか?
A. ペルレのリングは粒が全周に並ぶ形なので、隣り合っても角が当たりません。ただし金は柔らかいため、擦れ合う面は少しずつ平らになっていきます。細いモデルを組み合わせるのが一般的です。
Q. シニアチュールという名前は何を指していますか?
A. シニアチュールは、幅広の帯の中央に入るメゾンの署名(シグネチャー)を指しています。粒は帯の両縁に一列ずつ並び、中央の平らな面に筆記体の署名が入ります。
Q. ペルレのピアスは中古で見つかりますか?
A. ペルレのピアスはリングに比べると流通数が少なく、中古市場でも見かける機会は限られます。当店でもフープタイプやダイヤモンドをあしらったモデルの取り扱い実績があります。
まとめ|ペルレは幅で選ぶと迷いが減る
ペルレは、1920年代から使われてきた金の粒を一つのラインにまとめた2008年のコレクション。石でも形でもなく、球の光と影だけで見せるので、アルハンブラより主張が控えめになる。
重ねたいなら細いゴールドパール、一本で決めたいならシニアチュール、色が欲しいならクルールという順で絞ると早い。粒の頂点は擦れが出る場所なので、写真と記載を読んでから比べたい。
ALAMODEでは、ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーを一点ごとの写真と商品情報で掲載しております。ぜひ現物の状態までご確認ください。
店舗情報|ヴァン クリーフ&アーペルを渋谷で買うなら
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