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アルハンブラを調べていると、四つ葉のクローバーのかたちは知っているのに、その名前が何を指しているのかまでは出てこないことがある。スウィート、ヴィンテージとライン名も並び、どこから理解すればいいのか迷いやすい。
この記事では、名前の由来、四つ葉のモチーフに重ねられてきた意味、「5モチーフ」「20モチーフ」という数え方までを順に解説。ラインごとの違いと中古相場帯の目安(2026年8月時点)もあわせて紹介する。
アルハンブラは四つ葉のクローバーをかたどった、幸運のモチーフ
アルハンブラは、四つ葉のクローバーをかたどった幸運のモチーフで、名前はスペイン南部グラナダにあるアルハンブラ宮殿に由来する。1968年に最初のネックレスが発表され、以来かたちを変えずに続いている。
つまり「アルハンブラ」は石の名前ではなく、コレクションの名前だ。だからスウィートやヴィンテージといったライン名が後ろに付く。ここを分けて考えると以降が整理しやすくなる。
名前の由来|スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿

ヴィンテージアルハンブラ ペンダント ダイヤモンド/マザーオブパール K18PG
アルハンブラ宮殿は、スペイン南部の都市グラナダにある。壁や天井を埋める幾何学模様の装飾で知られ、繰り返される図形が空間そのものを飾っている。
この宮殿の名を冠したアルハンブラは、「ひとつのモチーフを繰り返してつなぐ」という考え方を最初から持っている。同じかたちが等間隔で並ぶ構成は、その延長線上にある。素材ごとの違いについては素材別の魅力をまとめた記事でも触れている。
モチーフの意味|四つ葉のクローバーに重ねられた願い
四つ葉のクローバーは、見つかりにくいことから幸運のしるしとして扱われてきた。ヴァンクリーフ&アーペルもアルハンブラを幸運の象徴として語り続けている。
一般には、四枚の葉に希望・信頼・愛・幸運を重ねる読み方が知られている。ブランドが定めた公式の意味づけとは限らないが、贈りものとして選ばれてきた背景としてよく語られる。誕生の経緯や人気の理由はアルハンブラを解説した記事にまとめてある。
モチーフの数え方|「5モチーフ」「20モチーフ」は何を数えているのか

ヴィンテージ アルハンブラ ブレスレット 5モチーフ ブルーアゲート K18YG
商品名の「5モチーフ」「20モチーフ」は、つながっている四つ葉の数を指す。数が増えるほどチェーンは長くなり、金と石の量も増える。
ペンダントは1モチーフ、ブレスレットは5モチーフ、標準の長さのネックレスは10モチーフ、ロングネックレスは20モチーフが基本。相場帯もこの数で段が分かれ、1モチーフのペンダントは約45〜121万円、5モチーフのブレスレットは約108〜143万円、20モチーフのロングネックレスは約319〜834万円(2026年8月時点の目安)。
ライン展開|スウィート・ヴィンテージ・マジック・ピュアで何が変わるか
ラインの違いは、ほぼモチーフの大きさと縁の処理に集約される。石はどのラインでも複数から選べる。モチーフ寸法は公式サイズガイドによる(スウィートとマジックは公式に掲載がなく掲載品の実測)。
比較表|アルハンブラの4ラインは何が違う?
| 比較項目 | スウィート | ヴィンテージ | マジック | ピュア |
|---|---|---|---|---|
| モチーフの大きさ | 約9mm | 約15mm | 約26mm (掲載品の実測) |
11mm・16mm (作品による) |
| 縁の金の粒(ゴドロン) | あり | あり | あり | なし(面で見せる) |
| 主な形 | ピアス・ペンダント・ブレスレット | ペンダント・ネックレス・ブレスレット・イヤリング・リング | ロングネックレス・リング | ネックレス・ブレスレット |
| 向いている使い方 | 毎日つけて重ねる | 一点で主役にする | 存在感を出したいとき | 石の色を出さずに使う |
| 中古相場帯の目安 (2026年8月時点) |
約25〜99万円 | 約45〜834万円 (形とモチーフ数で幅が大きい) |
約94〜115万円 | 約83万円前後 |
価格の幅が最も大きいのはヴィンテージだが、ペンダントからロングネックレスまで揃っているためで、同じ形で比べれば差は縮まる。価格の背景についてはヴァンクリーフの価格を扱った記事で解説している。
ヴィンテージ アルハンブラ|1968年から変わらない定番のかたち

ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント オニキス K18YG
モチーフは約15mm。四つ葉の輪郭を金の粒(ゴドロン)で縁取る仕上げで、アルハンブラと聞いて多くの人が思い浮かべるのがこの大きさ。ペンダントからリングまで形が最も広い。
一点で主役になる大きさなので、重ね付けを前提にしないなら扱いやすい。ただしオニキスやマザーオブパールは欠けや小さな傷が出ることがあり、中古では石の状態を写真で確かめておきたい。
スウィート アルハンブラ|毎日つけるための小さなモチーフ
モチーフは約9mm。ヴィンテージの半分ほどの大きさで、金と石の使用量も少ない。アルハンブラの中で最も小さく、日常づかいを想定したライン。
小さいので服の襟や他のネックレスとぶつかりにくく、重ね付けの一本目に向く。一方で、離れて見たときの存在感は控えめになるため、一点で見せたい場合は物足りなく感じることがある。
アルハンブラを中古で購入する前に押さえるべき4つのポイント
✓ ライン名とモチーフ数を先に確認する
同じ「アルハンブラ ネックレス」でも、スウィートの1モチーフとヴィンテージの20モチーフでは価格帯がまったく違う。商品名のライン名とモチーフ数を先に読み、比べる対象をそろえてから価格を見る。
✓ 天然石は個体差があるものとして見る
マザーオブパールの照りやマラカイトの縞は一点ごとに違う。写真で色や模様を確かめたい。欠けや擦れは石の縁に出やすい。
✓ チェーンと留め具の状態を写真で確かめる
モチーフはきれいでも、チェーンの伸びや留め具の緩みは使用感が出やすい。長さの表記とあわせて、留め具まわりが写っているかを見ておく。
✓ ゴドロンや刻印だけで真贋を決めない
金の粒の縁取りや刻印はラインや年代を確かめる手がかりになるが、一つの特徴だけで真贋を判断するのは危険になる。複数の要素を重ねて見て、最終的な判断は販売店の鑑定体制と購入後の対応に委ねたい。
よくあるご質問
Q. アルハンブラの意味は何ですか?
A. 四つ葉のクローバーをかたどった幸運のモチーフです。名前はスペイン南部グラナダにあるアルハンブラ宮殿に由来し、1968年に最初のネックレスが発表されました。
Q. 「5モチーフ」「20モチーフ」はどこを数えているのですか?
A. つながっている四つ葉のモチーフの数です。ブレスレットは5モチーフ、標準の長さのネックレスは10モチーフ、ロングネックレスは20モチーフが基本になります。ペンダントは1モチーフです。
Q. ヴィンテージとスウィートはどちらを選べばよいですか?
A. 毎日つけて重ねたい方や、ほかのジュエリーと合わせたい方はモチーフが約9mmのスウィートが選びやすいです。一点で主役にしたい方は約15mmのヴィンテージが向いています。
Q. モチーフの縁にある金の粒には名前がありますか?
A. ゴドロンと呼ばれる縁取りです。アルハンブラの見分けどころのひとつですが、これだけで真贋を判断するのは避け、刻印や仕上げを含めて複数の要素で確認してください。
まとめ
アルハンブラは四つ葉のクローバーをかたどった幸運のモチーフで、名前はスペイン・グラナダの宮殿に由来する。1968年から続くコレクション名で、スウィート・ヴィンテージ・マジック・ピュアはその中のライン。
選ぶときは、まずモチーフの大きさでラインを絞り、次にモチーフ数で形を決めるのが早い。毎日重ねるならスウィート、一点で主役にするならヴィンテージが起点になる。価格を比べるときも、ライン名とモチーフ数をそろえてから見たい。
ALAMODEでは、ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーを一点ごとの写真と商品情報で掲載しております。石の表情や仕上げの状態もあわせてご確認ください。
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